专利摘要:

公开号:WO1992001106A1
申请号:PCT/JP1991/000906
申请日:1991-07-05
公开日:1992-01-23
发明作者:Yoshiaki Yamanoi
申请人:Yoshiaki Yamanoi;
IPC主号:D05B35-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 縫製方法及び装置
[0003] 技 術 分 野
[0004] 本発明は、 縫製作業において例えば箱ボケや玉縁等 を製作するのに用いられ得る縫製方法及び装置に関す る ものである。
[0005] 背 景 技 術
[0006] 従来箱ボケや玉縁の縫製には種々の方法や手段が提 案されてきた。 例えば実開昭 56— 9383号公報には被縫 布上に被縫布片及び芯材を重ねて保持し、 重ねられた 被縫布と被縫布片と芯材の一端を縫合わせ、 この縫い 目線に沿って被縫布片と芯材を縫い目線の反対側に折 曲げ、 そして被縫布片の自由端を、 芯材を包むように 被縫布片の裏側へ折り覺み、 こう して被縫布片の裏側 に重ねられた被縫布片を上記の縫い目線と平行に被縫 布片に縫い合せて成る縫成品が開示されている。
[0007] また、 実開昭 55— 101580号公報には、 ミ シンテープ ル上に置かれた被縫布上に被縫片を可動の押え手段に より押圧支持し、 可動の押え手段を布送り方向に移動 させながら二本の針により間隔をおいて互いに平行に 被縫布と被縫片とを縫合わせ、 両縫い目間の被縫布と 被鏠片とを切断して玉縁縫いする手段が開示されてい る 0
[0008] 同様な手段を開示している例としては、 実開昭 57— 140268号公報を挙げることができる。 ところで、 従来提案されてきた玉縁縫いや箱ボケ縫 いでは、 主として通常玉縁部分とそれに隣接した表布 部分とは布片等の重なり枚数が異なるため、 玉縁部分 とそれに隣接した表布部分と段状折り目ができる。 こ の玉縁部分の段状折り目は特別の場合はさておき高級 紳士服や婦人服においては見苦しいことやポケッ ト回 りがすつきり仕上げ難い等の理由から敬遠されてきて いる。 またこのような段状折り目をもった玉縁部分は 着用している間に垂れやしわが生じやすく、 服装品自 体の評価を低下させるという問題点がある。
[0009] そこで、 本発明の第 1の目的は、 玉縁や箱ボケ等の 縫製におけるこのような問題点を解決して、 玉縁部分 とそれに隣接した表布部分との仕上がりが平坦となる 改良された縫製方法を提供することにある。
[0010] また本発明の第 2の目的は、 上記の縫製方法を実施 するための装置を提供することにある。
[0011] 発 明 の 開 示
[0012] 上記の第 1の目的を達成するために、 本発明の第 1 の発明によれば、 被縫布上に被縫布片を押し当て被縫 布片 —ー側縁部から形成すべき縁の幅にほぼ等しい間 隔離して被縫布片の一側縁部に沿って被縫布片を被縫 布上に縫合わせ、 この縫合わせにより形成された第 1 の縫い目を折曲げ軸線と して被縫布片の一側緣部をそ れの他側縁部へ向かって折り畳み、 折り畳まれた被縫 布片の一側縁部に沿って被鏠布片の他側部分をそれの —側縁部上に折り畳み、 そしてこの折り畳んだ被縫布 片の他側部分と被縫布とを上記第 1の縫い目線に近接 した部位でこの第 1の縫い目線に沿って平行に縫合わ せ第 2の縫い目線を形成し、 第 1の縫い目線に対して 第 2の縫い目線の反対側に位置した被縫布の部分を第 1の縫い目線に沿って第 2の縫い目線上に折曲げて近 接した第 1、 第 2の縫い目線の両側において被縫布と 被縫布片とが三重に重なり合うようにしたことを特徴 とする縫製方法が提供される。
[0013] また、 本発明の第 2の発明によれば、 被縫布上に二 枚の被縫布片を並置して押し当て各被縫布片の一側縁 部から形成すべき縁の幅にほぼ等しい間隔離して各被 鐽布片の一側縁部に沿って各被縫布片を被縫布上に平 行に縫合わせ、 縫合わせより形成された第 1の各縫い 目線を折曲げ軸線として各被縫布片の一側縁部をそれ の他側縁部へ向かってそれぞれ折り量み、 折り畳まれ た各被縫布片の一側縁部に沿って各被縫布片の他側部 分をそれの一側縁部上にそれぞれ折り畳み、 そしてこ の折り畳んだ各被縫布片の他側部分と被縫布とを上記 第 1の各組合さった縫い目線に近接した部位でその縫 い目線に沿って平行にそれぞれ縫合わせ、 第 1 の各縫 い目線に対して組合さった第 2の縫い目線の反対側に 位置した被縫布の部分を第 1 の各縫い目線に沿って第 2の縫い目線上に折曲げて二組の近接した第 1、 第 2 の縫い目線の両側において被縫布と各被縫布片とがそ れぞれ三重に重なり合うようにしたことを特徵とする 縫製方法が提供される。
[0014] 本発明の第 1、 第 2の発明においては、 好ま しく は、 第 1の縫い目線と第 2の縫い目線との間隔は約 0 . 5 mm程度に設定され得る。
[0015] さらに、 本発明の第 2の目的は、 被縫布と被縫布片 との第 1の縫い合わせ部位を縫い針に整列させる第 1 の動作位置と第 1の縫い合わせ部位に近接しかつ平行 な第 2の縫い合わせ部位を縫い針に整列させる第 2の 動作位置との間で横方向に変位可能に設けられた少な く とも一つの被縫布受け台、 及び被縫布受け台の上面 に対して上下可動に設けられ、 しかも被縫布受け台と 同期して横方向に変位可能に構成された被縫布片押え •折り畳み案内機構を有し、 被縫布片押え ·折り畳み 案内機構が、 被縫布受け台の軸線方向に沿ってのび、 被縫布受け台と共動して被縫布を挾押する少なく とも 一つの第 1の被縫布片押え ♦折り畳み案内部材と、 こ の第 1 の被縫布片押え ·折り畳み案内部材に平行に間 隔をおいて配置され、 被縫布受け台と共動して被縫布 と被縫布片とを挾押する第 2の被縫布片押え ·折り畳 み案内部材と、 被縫布と被縫布片との縫合わせ部位に 沿って被縫布と被縫布片とを上から押圧する押えァー ム部材とを備えていることを特徵とする本発明の第 3 の発明による縫製装置によつて達成される。
[0016] この縫製装置においては、 被縫布受け台は好ま しい 実施例によれば、 互いに近接した第 1の動作位置と互 いに離間した第 2の動作位置との間で横方向に相互に 逆方向に変位するように並置して一対設けられ、 各被 縫布受け台にはそれぞれ被縫布片押え ·折り畳み案内 機構が組合され得る。
[0017] また、 各第 1 の被縫布片押え ·折り昼み案内部材は 好ま しく は、 組合ざった第 2の被縫布片押え ♦折り登 み案内部材に向って突出し、 第 1の縫い合わせ部位に 沿って被縫布片のー側縁部をそれの他側縁部へ向かつ て折り畳む折り:!む折り畳み突出体を備え、 また各第 2の被縫布片押え ·折り昼み案内部材は、 組合さった 第 1の被縫布片押え ·折り畳み案内部材に向って突出 し、 折り覺んだ被縫布片の一側縁部に沿って被縫布片 の他側部分をそれの一側縁部上に折り畳む折り畳み案 内要素を備えることができる。
[0018] このように構成した本発明の各方法においては、 縁 形成部分は三重に折り畳まれた被縫布片で構成され、 この縁形成部分に隣接した表地部分は被縫布片と第 1 の縫い目線に沿って二重に折り畳まれた被縫布との三 重ね体から構成されることになり、 また縁形成部分の 縫い目線と縁形成部分に隣接した表地部分を構成して いる三重ね体の縫い目線との間隔が近接しているので、 縁形成部分とこの部分に隣接した表地部分とは実質的 な段状折り目を伴わずに連続して平坦に形成すること ができる。 また、 本発明の第 2の発明による方法では一枚の被 縫布に対して二枚の被縫布片を並置して二条の縁形成 部分を同時に形成するので、 縫製作業を効率的に行う ことができる。
[0019] さらに、 本発明の第 3の発明による装置では、 各被 縫布受け台と、 組合さった被鏠布片押え ·折り畳み案 内機構とを連動させることにより、 各被縫布と被縫布 片とは互いに近接した二つの縫い合わせ位置に正確に 案内され位置決され得ると同時に、 所要の折り曲げ、 折り畳みを行うことができる。
[0020] 図面の簡単な説明
[0021] 添付図面において、
[0022] 第 1図は本発明の一実施例における最初の工程を示 す概略斜視図である。
[0023] 第 2図は本発明の一実施例における第 2の工程を示 す概略斜視図である。
[0024] 第 3図は本発明の一実施例における第 3の工程を示 す概略斜視図である。
[0025] 第 4図は本発明の一実施例における第 4の工程を示 す概略斜視図である。
[0026] 第 5図は第 1図〜第 4図に示す方法で製作した最終 製品を示す拡大断面図である。
[0027] 第 6図は本発明の方法の別の実施例を示す概略正面 図である。
[0028] 第 7図は本発明の方法を実施する装置の一例の要部 を示す概略線図である。
[0029] 第 8図は第 7図に示す装置の折り畳み工程における 動作状態を示す拡大部分図である。
[0030] 第 9図は第 7図に示す装置の第 2の縫い合わせ工程 おける動作状態を示す拡大部分図である。
[0031] 発明を実施するための最良の形態
[0032] 以下添付図面を参照して本発明の実施例について説 明する。
[0033] 第 1図〜第 5図には、 箱ボケや玉縁の形成に適用し た本発明の第 1の実施例による縫製方法を概略的に示 し、 図示実施例では、 まず第 1図に示すにょうに、 表 布を成す被縫布 1上に箱ボケの縁または玉縁をの形成 する口布を成す被縫布片 2を押し当て、 そしてこの被 鏠布片 2の一側縁部 2aから形成すべき縁の幅にほぼ等 しい間隔離れた位置 3で被鏠布片 2の一側縁部 2aに沿 つて平行に被縫布 1 と被縫布片 2とはミ シンにより縫 合わせられる。 この際、 被縫布 1 と被縫布片 2とは、 相互の位置関係がずれないように、 後で説明する第 7 図に示すような被縫布片押え ·折り畳み案内機構を用 いて押圧しながら、 ミ シンの縫い針に対して布送り方 向に適当な手段 (図示してない) により移送される。 第 1図に示す第 1 の工程で被縫布 1 と被縫布片 2と を縫合わせることにより形成された第 1の縫い目線 4 を折曲げ軸線として第 2図に示すように被縫布片 2の —側縁部 2aはそれの他側縁部 2 bへ向かつて折り覺まれ る。 その後、 折り畳まれた被縫布片 2の一側緣部 2aに 沿って被縫布片 2の他側部分 2bは、 第 3図に示すよう にそれの一側縁部 2a上に折り畳まれる。 この場合、 被 縫布 1上における被鏠布片 2の各側縁部 2a、 2bの折り 畳み工程は好ま しく は、 ミ シンの縫い針の横方に布送 り方向にのびた布折り込み、 押え及び位置决め用の適 当な手段例えば第 7図に示すような装置を設けること によつて行う ことができる。
[0034] 次に、 第 3図に示すように、 第 1の縫い目 4の位置 3にできるだけ近接した位置 5 (使用する生地によつ て異なるが、 好ま しく は第 1の縫い目 4の位置 3から 約 0 . 5關離れた位置) において、 折り畳まれた被縫 布片 2の他側部分 2bと被縫布 1 とは第 1の縫い目線 4 に沿って平行に縫合わせられ、 第 2の縫い目線 6が形 成される。 その後、 第 3図に矢印 7で示すように第 1 の縫い目線 4に対して第 2の縫い目線の反対側に位置 した被縫布 1の部分 laは第 1の縫い目線 4に沿って第 2の縫い目線 6及び従って被縫布 1の部分 lb上に折曲 げられ、 そして被縫布 1の部分 lbは必要により第 3図 に点線 8で示す位置で切断され、 その結果、 第 4図に 示される形態となる。 こう して得られたものは通常の ようにアイロン等を用いてプレス加工され、 第 5図に 拡大図で上下反転して示す最終製品が完成される。 第 5図からわかるように互いに近接した第 1、 第 2の縫 い目線 4、 6の両側において被縫布 1 と被縫布片 2と は三重に重なり合い、 表側は実贊的に連続した平坦な 形態となっている。
[0035] 第 6図には、 本発明の方法の別の実施例を示し、 こ の場合には一枚の被縫布 11に対して二枚の被縫布片 12 を用意し、 ニ条縫いのミ シンを用いて同時に二つの箱 ボケや玉縁の形成を行うようにされている。 すなわち 二枚の被縫布片 12は被縫布 11上に間隔をおいて布送り 方向に沿って並置され、 各被縫布片 12に対して第 1図 〜第 5図に示す実施例の場合と実質的に同じ仕方で縫 い合わせ、 折り覺み工程が実施され、 その結果第 5図 に示すような構造の製品を二つ同時に製作することが できる。
[0036] 第 7図〜第 9図には第ら図に示す方法を実施するた めの装置の一例が示されている。
[0037] 第 7図において、 20は、 それぞれ布送り方向に沿つ てのびる板状の一対の被縫布受け台で、 この一対の被 縫布受け台 20は、 それぞれ布送り方向に沿った被縫布 11と被縫布片 12との第 1の縫い合わせ部位 13を緒い針 位置 (図面には点線矢印で示す) に整列させる第 1の 動作位置と第 1の縫い合わせ部位 13に近接しかつ平行 な第 2の縫い合わせ部位 15を縫い針に整列させる第 2 の動作位置との間で横方向に相互に逆方向に変位する ように並置して設けられている。
[0038] この場台に各被縫布受け台 20の横方向への変位は、 カムやばね等の適当な機械的駆動手段または電磁力や 流体力を利用した駆動手段或いはそれらを組合わせた ものを用いて行われ得、 また第 1の動作位置と第 2の 動作位置との間の間隔は上述のように使用する生地に よって調整できるようにされ得る。
[0039] また、 符号 21は、 各被縫布受け台 20上に位置決めさ れた被縫布片押え ·折り畳み案内機構であり、 それぞ れ組合さった被縫布受け台 20の内側部上に位置し、 被 縫布受け台 20と共動して被縫布 11を挾押する第 1の被 縫布片押え ·折り畳み案内部材 22と、 この第 1の被鏠 布片押え ·折り畳み案内部材 22に平行に間隔をおいて 配置され、 被縫布受け台 20と共動して被縫布 11と被縫 布片 12とを挾押する第 2の被縫布片押え ·折り畳み案 内部材 23と、 被縫布 11と被縫布片 12との縫合わせ部位 13、 15に沿って被縫布 11と被縫布片 12とを上から押圧 する押えアーム部材 24とを有している。
[0040] 各第 1の被縫布片押え ·折り畳み案内部材 22は、 組 合さつた被縫布受け台 20上に置かれた被縫布 11を上か ら押圧して押える布送り方向にのびた被縫布片押え板 22a と、 第 1 の縫い合わせ部位 13の縫い合わせ後、 横 方向外方に突出し の縫い目線に沿つて被縫布片 12 の一側縁部 12a を第 2の被縫布片押え ·折り畳み案内 部材 23上に拡がる被縫布片 12の他側縁部 12b 上に折り 畳む布送り方向にのびた突出体 22b とから成り、 この 突出体 22b の駆動はカム機構や流体力、 電磁力等を利 用した適当な駆動機構により行われ得る。 第 1 の縫い合わせ部位 13の縫い合わせ前に、 各被縫 布受け台 20及び被縫布片押え ·折り畳み案内機構 21が 第 1 の動作位置へ移動される際には、 各第 1 の被縫布 片押え ♦折り畳み案内部材 22は被縫布 1 1から上方へ持 ち上げられ得る。 それにより被縫布 11は図示したよう に被縫布受け台 20間に落ち込まずに第 1 の被鐽布片押 え ♦折り畳み案内部材 22の下側で容易に弛むことがで きる。
[0041] また各第 2の被縫布片押え ·折り畳み案内部材 23は、 組合さつた被縫布受け台 20上に置かれた被縫布 11を上 から押圧して押える布送り方向にのびた押え枠体 23a と、 この押え枠体 23a 内に装着され、 常時被縫布 1 1の 縫い合わせるべき部位に近接した部分に沿って被縫布 1 1を組合さつた被縫布受け台 20上に押圧支持する扳状 押圧体 23b と、 この板状押圧体 23b 上に位置決めされ、 第 1 の被縫布片押え ·折り畳み案内部材 22の突出体 22 b の突出の際 (第 8図参照) には上昇して扳状押圧体 23 b との間に突出体 22b の入り込む隙間を形成し、 そ してその後、 組合さった第 1の被縫布片押え ·折り昼 み案内部材 22に向って移動して第 1の被縫布片押え · 折り Sみ案内部材 22の突出体 22b の突出により折り畳 まれた被縫布片 1 2の一側縁部 1 2a に沿って被縫布片 12 b の他側部分をそれの一側縁部 1 2a 上に折り畳む板状 折り畳み案内要素 23 c とから成っている。
[0042] 板状押圧体 23b と扳状折り畳み案内要素 23c とは K1 示例ではそれぞれ互いに嚙み合う櫛状に構成されてい る o
[0043] さらに、 押えアーム部材 24は第 2の被縫布片押え · 折り畳み案内部材 23の上方に" ^動に支持され、 その先 端は図示したように被縫布 11と被縫布片 12との各縫い 合わせ時に被縫布 11と被縫布片 12との各縫い合わせ部 位 1 3、 15に近接した位置で被縫布 11と被縫布片 12とを 上から押えるように作用する。
[0044] 被縫布片押え ♦折り畳み案内機構 21の各部は組合さ つた被鏠布受け台 20と同期して横方向に変位できるよ うに構成する必要があり、 そのため例えば共通の横方 向スライ ド機構によって駆動されるように構成され得 o
[0045] ところで図示装置において、 被縫布片押え ·折り畳 み案内機構 21の各部は図示構造に限定されるものでは なく種々の設計変更が可能である。 例えば、 第 2の被 縫布片押え ·折り畳み案内部材 23の板状押圧体 23b と 板状折り畳み案内要素 23c とはそれぞれ互いに嚙み合 う櫛状に構成されているが、 上下に重なる平板状に構 成することもできる。 また被縫布片押え ·折り畳み案 内機構 21は図示実施例では対を成して構成されている が、 当然第 1図〜第 5図に示す方法に適用できるよう にするため一方すなわわ一組のみで構成することもで きる。
[0046] また、 第 7図〜第 9図に示す装置では、 各被縫布受 け台 20及びそれと組合さった被縫布片押え ·折り量み 案内機構 21が第 7図に示す第 1 の動作位置に移動する 際、 被縫布 11は被縫布受け台 20の間の隙間に垂れ込む ように図示されているが、 当然第 1の被縫布片押え · 折り昼み案内部材 22における被縫布片押え板 22a の底 部に適当な凹みを設けるか切り欠き部を形成して、 被 縫布 11をその中に上向きに弛ませるようにすることも できる。
[0047] さらに、 図示装置は互いに可動の一対の被鏠布片押 え ·折り昼み案内部材 22を備えているが、 代わりに単 —の被縫布片押え ·折り gみ案内部材を備えることも でき、 その場合には横方向に摺動可能な被縫布片押え •折り畳み案内手段を両側に備えるように構成され得 る o
[0048] 産業上の利用可能性 以上説明してきたように、 本発明の方法によれば、 ニ条の縫い目線ができるだけ近接するようにし、 また 縫い目線の両側すなわち縁形成部分とそれに隣接した 表布部分とにおける布の重なりが同じとなるように折 り畳んでいるので、 縁形成部分とそれに隣接した表布 部分との間に段状折り目が生じることなく、 一様に平 坦に仕上げることができ、 その結果、 高級紳士服ゃ婦 人服等の箱ボケや玉縁を形成する上で極めて有用な方 法を提供することができる。
[0049] また、 本発明の第 2の発明による方法によれば、 同 時に二つの製品を製作できるので、 上記の効果に加え て縫製作業の効率化、 生産性の向上、 コス 卜の低減等 の効果が期待できる。
[0050] さらに、 本発明の装置によれば、 被縫布受け台と被 縫布片押え ·折り畳み案内機構とを同期して横方向に 変位可能に構成しているので、 互いに隣接した形成す べきニ条の縫い目線をミ シンの縫い針に自動的に正確 に位置決めすることができ、 本装置をミ シンと組合わ せることにより箱ポケゃ玉縁の仕上がり状態の向上と 共にそれらの形成作業を飛躍的に効率化させることが てきる。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲
1 . 被縫布に被縫布片を押し当て被縫布片の一側縁部 から形成すべき縁の幅にほぼ等しい間隔離して被縫布 片の一側縁部に沿って被縫布片を被縫布上に縫合わせ、 この縫合わせにより形成された第 1の縫い目を折曲げ 軸線と して被縫布片のー側縁部をそれの他側縁部へ向 かって折り昼み、 折り畳んだ被縫布片の一側縁部に沿 つて被縫布片の他側部分をそれの一側縁部上に折り畳 み、 そしてこの折り量んだ被縫布片の他側部分と被縫 布とを上記第 1の縫い目線に近接した部位においてこ の第 1の縫い目線に沿って平行に縫合わせて第 2の縫 い目線を形成し、 第 1の縫い目線に対して第 2の縫い 目線の反対側に位置した被縫布の部分を第 1の縫い目 線に沿って第 2の縫い目線上に折曲げて近接した第 1、 第 2の縫い目線の両側において被縫布と被縫布片とが 三重に重なり合うようにしたことを特徴とする縫製方 法
2 . 第 1 の縫い目線と第 2の縫い目線との間隔が約 0 . 5關である請求の範囲 1に記載の縫製方法。
3 . 被縫布上に二枚の被縫布片を並置して押し当て、 各被縫布片の一側縁部から形成すべき縁の幅にほぼ等 しい間隔離して各被縫布片のー側縁部に沿って各被縫 布片を被縫布上に平行に縫合わせ、 縫合わせより形成 された第 1の各縫い目を折曲げ軸線と して各被縫布片 の一側縁部をそれの他側緣部へ向かってそれぞれ折り 畳み、 折り畳まれた各被縫布片の一側緣部に沿って各 被縫布片の他側部分をそれの一側縁部上にそれぞれ折 り畳み、 そしてこの折り畳んだ各被縫布片の他側部分 と被縫布とを上記第 1の各組合さつた縫い目線に近接 した部位でその縫い目線に沿って平行にそれぞれ縫合 わせ、 第 1の各縫い目線に対して組合さった第 2の縫 い目線の反対側に位置した被縫布の部分を第 1の各縫 い目線に沿って第 2の縫い目線上に折曲げて二組の近 接した第 1、 第 2の縫い目線の両側において被縫布と 各被縫布片とが三重に重なり合うようにしたことを特 徵とする縫製方法。
4 . 第 1の縫ぃ目線と第 2の縫ぃ目線との間隔が約 0 . 5 mmである請求の範囲 1に記載の縫製方法。
5 . 被縫布と被縫布片との第 1 の縫い合わせ部位を縫 い針に整列させる第 1の動作位置と第 1の縫い合わせ 部位に近接しかつ平行な第 2の縫い合わせ部位を縫い 針に整列させる第 2の動作位置との間で横方向に変位 可能に設けられた少なく とも一つの被縫布受け台、 及 び被縫布受け台の上面に対して上下可動に設けられ、 しかも被縫布受け台と同期して横方向に変位可能に構 成された被縫布片押え ·折り畳み案内機構を有し、 被 鏠布片押え ,折り畳み案内機構が、 被縫布受け台の軸 線方向に沿ってのび、 被鏠布受け台と共動して被縫布 を挾押する少なく とも一つの第 1 の被縫布片押え ·折 り畳み案内部材と、 この第 1の被縫布片押え ♦折り畳 み案内部材に平行に間隔をおいて配置され、 被縫布受 け台と共動して被縫布と被縫布片とを挾押する第 2の 被縫布片押え ·折り昼み案内部材と、 被縫布と被縫布 片との縫合わせ部位に沿って被縫布と被縫布片とを上 から押圧する押えアーム部材とを備えていることを特 徴とする縫製装置。
6 . 被縫布受け台が互いに近接した第 1 の動作位置と 互いに離間した第 2の動作位置との間で横方向に相互 に逆方向に変位するように並置して一対設けられ、 各 被縫布受け台にそれぞれ被縫布片押え ·折り量み案内 機構が組合わされている請求の範囲 5に記載の縫製装 置。
7 . 各第 1の被縫布片押え ·折り量み案内部材が、 組 合さつた第 2の被縫布片押え ·折り昼み案内部材に向 つて突出し、 第 1の縫い合わせ部位に沿って被縫布片 の一側縁部をそれの他側縁部へ向かって折り畳む突出 体を備え、 また各第 2の被縫布片押え ·折り畳み案内 部材が、 組合さった第 1の被縫布片押え ·折り畳み案 内部材に向って突出し、 折り昼んだ被縫布片の一側縁 部に沿って被縫布片の他側部分をそれの一側縁部上に 折り畳む折り畳み案内要素を備えている請求の範囲 5 または 6に記載の縫製装置。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
US4007835A|1977-02-15|Fuse and fold fabric
SU1724001A3|1992-03-30|Способ получени комплекта деталей дл самосто тельного изготовлени предметов одежды
US4646666A|1987-03-03|Method of precision sewing for joining fabric pieces, and for simultaneously joining pieces and quilting
US4066025A|1978-01-03|Hem folding machine
EP0316267A1|1989-05-17|Verfahren und Vorrichtung zum Bearbeiten von textilen Materialbahnen, insbesondere zur Herstellung von Steppdecken und dgl.
US2757389A|1956-08-07|Fitted bed sheet
KR870001272B1|1987-06-30|직물 소재의 재봉을 위한 방법 및 장치
EP0569519A1|1993-11-18|Vorrichtung zur herstellung von nähten an dreidimensionalen gegenständen.
US20080201859A1|2008-08-28|Method and System of Manufacturing A Mattress and Components Thereof
US2120458A|1938-06-14|Waterproof seam and method of making same
DE10102406B4|2006-05-24|Vorrichtung zum Einschneiden eines Paspelstreifens und zum Übertragen des Paspelstreifens auf ein Hauptnähgut
US4777677A|1988-10-18|Mattress pad and fitted bed sheet for foldable sofa bed mattresses
US7448142B2|2008-11-11|Gridded stabilizer and method of using same
JP3615715B2|2005-02-02|縫製用バイアステープ作成方法および縫製用バイアステープ作成具
KR101575700B1|2015-12-08|원단 형상 변형 보조구와 다리미 장치와 재봉 유닛을 구비한 재봉 장치
CN207062535U|2018-03-02|一种双针缝纫机上摺贴带器
CN103948200B|2015-06-17|一种高端全对格对条衬衫的制作工艺
KR101734961B1|2017-05-12|재봉기
US4073299A|1978-02-14|Three-dimensional embroidered article and the method for the production of the same
JPH07171280A|1995-07-11|生地片をスライドファスナーチェーンに縫着する装置
CN109618557A|2019-04-12|缝纫机
US4803937A|1989-02-14|Method and apparatus for attaching a zipper to a garment
WO2019105070A1|2019-06-06|一种多机头贴袋机
CN106192236A|2016-12-07|自动衬衫袖叉机
US2635670A|1953-04-21|Process and machine for forming belt assemblies
同族专利:
公开号 | 公开日
JP2711189B2|1998-02-10|
KR100186755B1|1999-05-01|
US5333563A|1994-08-02|
EP0491056A4|1992-12-16|
JPH05208084A|1993-08-20|
EP0491056A1|1992-06-24|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1992-01-23| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): KR US |
1992-01-23| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE ES FR GB IT |
1992-03-03| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1991911756 Country of ref document: EP |
1992-06-24| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1991911756 Country of ref document: EP |
1998-03-20| WWW| Wipo information: withdrawn in national office|Ref document number: 1991911756 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP2/177391||1990-07-06||
JP17739190||1990-07-06||
JP3/162981||1991-07-03||
JP3162981A|JP2711189B2|1990-07-06|1991-07-03|縁形成縫製体並びにその製作方法及び装置|KR1019920700504A| KR100186755B1|1990-07-06|1991-07-05|봉제방법과 장치|
US07/835,445| US5333563A|1990-07-06|1991-07-05|Sewing method and apparatus|
[返回顶部]